ご挨拶

はじめまして。神戸ハーバーランド免疫療法クリニック院長の横川 潔です。

がん治療は、発症する部位やがん種類によってさまざまな治療方法があります。更には、病態、病状は常に変化するものであり、特に悪い方向へ進みだすとその変化がスピードアップする傾向にあり、その際に患者さま、特にご家族の皆様は少なからずその対応に苦慮される場合が多く、時を得、病態にマッチした治療を受けるためにも、専門家の細やかなサポートが不可欠となります。

当クリニックは、お一人おひとりに合ったがん治療を実現することを目的として開院いたしました。即ち、患者さまとの少しでも長いお付き合いを目指し、特に会話をおろそかにしない診療を心がけていきます。無論、優れた医療を患者様へ提供するには医者の幅広く、的確な知識が不可欠ですが、それ以上に医者の人間性が重要です。

教科書的な対応では、がん患者さまへの真のケアはできません。現に医者の心ないひと言に傷つき悲しむ患者さまも少なくないのです。当クリニックでは、がん患者さまと相対するにあたり、節度をわきまえつつも「医者と患者」という枠を越えた、心のこもったお付き合いをしていきたいと思っています。

院長の経歴

1978年3月
大阪大学医学部医学科 卒業
同年 6月
大阪府立成人病センター 麻酔科医員
1980年2月
市立堺市民病院 泌尿器科医員
1982年6月
星ヶ丘厚生年金病院 泌尿器科医員
1983年6月
大阪大学医学部附属病院 泌尿器科医員
1987年
大阪大学医学博士号 授受
1989年
大阪大学医学部附属病院 泌尿器科助手
1993年7月
株式会社サンド薬品(現ノバルティスファーマ(株))入社
1996年8月
Texas Oncology - Dallas, Texas
1997年1月
Takeda Chemical Industry - Princeton, New Jersey
同年 4月
武田薬品工業株式会社 入社
-1998年10月
医薬開発本部 癌、泌尿器科、感染症領域 部長
-2002年 7月
医薬研究本部 リサーチフェロー
2003年 9月
医療法人社団 滉志会 瀬田クリニック大阪 入職
-2004年 2月
株式会社メディネット 入社
-2004年12月
研究開発担当 取締役 CSO
-2007年 4月
代表取締役 COO
2010年3月
医療法人社団 医創会 セレンクリニック神戸 院長就任
-2010年11月
医療法人社団 医創会 総院長就任
-2012年3月
医療法人社団 医創会 退任
2012年4月
神戸ハーバーランド免疫療法クリニック 開院

がんを告知された方へ

当クリニックでは、免疫療法を中心としたがん治療を行っています。 免疫療法は、本来人間の体にある”がん”に対する自然治癒力を高めて、がん細胞を攻撃する治療です。

がんの告知を受けた方から、「頭の中が真っ白になり何も考えられなかった」という声をよく聞きます。生死を左右する重大な問題なだけに、慌ててしまうのも無理がありません。告知時において大切なことは、”医師の言葉を冷静に受け止め、病状をできるだけきちんと把握した上で、提示される治療方針に耳を傾けること”です。 医師の話を落ち着いて聞き、不安なことや疑問があれば、積極的に質問しましょう。医師の説明が難しければ、理解できるまで、何度でも説明を求めてください。これからがんとの長い戦いが始まるのですから、遠慮は禁物です。患者さまご自身がご納得できる治療法を選択していただきたいと思います。

今受けている治療に不安をお持ちの方、治療効果が得られずに疑問を感じている方、副作用の少ない治療法をお探しの方は、是非一度ご相談ください。

免疫療法の特徴

副作用が少ない
免疫療法はご自身の細胞を用いる治療法ですので、基本的に重篤な副作用は起こりにくいです。 抗がん剤の副作用などによって辛い思いをされた患者さまにおすすめの治療法です。
手術後の再発予防にも活用
手術などの初期治療後の再発予防治療では、一般的に抗がん剤を用いるケースが多いですが、抗がん剤治療は副作用の不安があります。 免疫療法は副作用が少ないため、普段と変わらない日常生活を送れることも魅力です。
抗がん剤など他の治療と併用可能
現在、抗がん剤や放射線治療をされている方でも、併用して治療を受けて頂くことが可能です。 各治療で作用する機序が異なるため、免疫療法を併用することで、症状の緩和やQOL(生活の質)の改善が期待できます。
どのような種類のがんにも対応
免疫療法は一部の血液系のがんを除き、どのような種類のがん患者さまでも受けて頂くことができます。

他のがん治療との併用

抗がん剤治療や放射線治療などの標準治療は、各療法ごとに性質やがん細胞への働きかけ方が異なります。これまでのがん治療では、外科手術でがん組織を切除した後、転移や再発を防ぐために積極的に標準治療を行っていました。効果がある一方、重い副作用に耐えなければならないという問題もありました。 最近では、標準治療と免疫療法を併用して、治療効果を高めるがん治療が増えています。がんの再発・転移を早期に防ぐために、手術の後に免疫療法を行う方法があります。更には抗がん剤との併用も可能です。 患者さまの状況を見極めた上で、標準治療と免疫療法のそれぞれの利点を理解し、適切にバランス良く組み合わせて治療していくことが大切です。

 

※副作用について
本来、患者様ご自身の細胞を使用するため、38.5度までの発熱とそれに伴う倦怠感、もしくはワクチン投与局部の発赤以外、 重篤な副作用は報告されていません。

当クリニックで行う免疫療法

免疫療法には、それぞれの意味と役割があります。何か一つの免疫療法に偏るのではなく患者さまの症状にあわせ、時には免疫療法を組み合わせることでバランスのとれた治療を行うことが、意味のある治療だと考えます。

樹状細胞ワクチン療法

樹状細胞は白血球の一種であり、体中に存在します。樹状細胞はウイルス感染した細胞やがん細胞などを認識し有害なモノとして捕まえ、それらの特徴をリンパ球に情報として伝えます。情報を受け取ったリンパ球は、有害なモノだけを狙って攻撃を仕掛けます。樹状細胞ワクチン療法は、患者さまの体から取り出した細胞を樹状細胞に育て、がんの目印をつけ再び体内に戻すことで、がんだけを攻撃させる指令を出す司令官を増やす治療方法です。

活性化Tリンパ球療法

リンパ球は体内の白血球のうち20~40%を占め、Tリンパ球、Bリンパ球、NK細胞などの種類に分類されます。そのうちTリンパ球は、体内にある樹状細胞からの指令を受け、がん細胞やウイルス等を直接攻撃します。活性化Tリンパ球療法は、血液から採取したリンパ球を体の外で増殖・活性化させ体内に戻すことで、目印を持つがんを攻撃するTリンパ球を人工的に補充する治療方法です。なお、一部、血液系の感染症患者さま(成人T細胞白血病、AIDS/HIV)では適応が難しい場合がありますのでご相談ください。

NK細胞療法

NK細胞には、がんの情報(目印)や樹状細胞からの指令が無くても、正常細胞以外の細胞だけを攻撃しに行く性質があります。 NK細胞療法は、リンパ球に含まれるNK細胞を体外で人工的に増やしたあと体内に戻すことによって、Tリンパ球が攻撃しきれなかったがん細胞を強い攻撃力をもって叩く治療方法です。なお、一部血液系のがん(成人T細胞白血病、HIV)では適応が難しい場合がありますのでご相談ください。

治療の流れ

治療相談では、当クリニックで受けられる治療の具体的な内容や期待できる効果、また現在受けている標準治療との兼ね合い、必要な治療期間や料金等、患者さまやそのご家族さまが抱える疑問や、不安に感じられることについて、一つひとつ説明をさせていただきます。まずは医師とお話しいただき、ご理解を深めていただいた上で、その後どのように治療を進めていきたいかをご検討いただければと思います。 治療相談にお越しいただく際、患者さまの病状をより正確に把握するために、可能であれば資料をご用意いただくことが望ましいですが、主治医に依頼するのが難しい場合やお急ぎの場合は、お手元にある資料だけでも結構です。 患者さまご自身の来院が難しい場合、まずはご家族さまだけでご相談にお越しいただくことも可能です。(その上で、治療を希望される場合は、改めて日程を調整し患者さまに初診を受けていただきます) 当クリニックでの治療相談をご希望の場合はまずお電話(078-360-3313) にてご予約ください。 ご予約なしでお越し頂きましても、治療相談は出来かねますので、予めご了承下さい。

当クリニックでの治療を行うために必要な血液検査を行います。
※ご希望があれば、治療相談時に血液検査を行います。

検査結果が出るまでの期間は約1週間

画像データ、血液検査データ、問診などをもとに、医師が患者さまに合った治療内容をご提案いたします。お話を聞いていただいた上で、患者さまとそのご家族さまでご相談いただき、当クリニックの治療を受けられるかどうか、また治療を受けられる場合はその開始時期が決定されます。

がん免疫療法を行うための採血をします。採血方法は治療方法により異なります。 樹状細胞ワクチン療法: 樹状細胞のもとになる”単球”を取り出すために、アフェレーシス(成分採血)という特殊な方法で採取します。1時間半から2時間かけて単球を含む必要な成分だけ取り出し、それ以外は体内に戻します。 活性化Tリンパ球療法: 活性化Tリンパ球療法のもととなるリンパ球を採取するために、約25ml採血します。 NK細胞療法: NK細胞療法のもととなるリンパ球を採取するために、約30ml採血します。

GMP(Good Manufacturing Practice)に準拠した厳格なクリーンルームにて細胞培養を行います。限りなく0%に近い確率まで汚染のリスクを低減させる体制を整えています。

培養期間は治療方法により異なる 大抵約2~3週間

療法や患者さまの状態により治療期間は異なりますが、基本的に約1~4週間に一度のペースで投与を行います。 樹状細胞ワクチン療法:1~2週間に1回のペースで投与します。 活性化Tリンパ球療法:1~4週間に1回のペースで活性化Tリンパ球を投与します。 NK細胞療法:1~4週間に1回のペースで高純度活性化NK細胞を投与します。

治療期間について

抗がん剤治療や放射線治療などの標準治療においては3ヵ月を目途に、治療の効果や副作用、そして病状などを基に治療方法が検討されています。当クリニックの免疫療法も同様に、治療開始から3ヵ月前後を目途に治療内容を再検討します。しかし、免疫治療の効果については、短期間で判断することが困難な場合が多いため、日頃から医師が患者さまやご家族さまと出来る限り交流を持ち、病状をより的確にご理解いただけるよう心掛けています。

費用

当クリニックでは、患者様にご納得いただき、いつでも最適な治療をお受けいただく為に、費用につきましては治療の都度ごとにお支払頂いております。また、当クリニックで行う免疫治療は公的保険が適用されない自由診療のため、治療費はすべて自己負担となります。

診療費

治療相談料 初回の相談料※ 0円
再相談料 2回目以降の相談料 (30分程度) 5,400円
初診料 治療開始時(初回の検査採血時)に頂戴します。 10,800円
再診料 初診以降(再相談以外)の来院毎に頂戴します。 3,240円

※治療相談時に初回の検査採血を行った場合、治療相談料は初診料に充当いたします。

治療費

樹状細胞
ワクチン療法
アフェレーシス(成分採血)
ワクチン培養・管理費
樹状細胞ワクチンの培養と管理を行います。
※作成できるワクチン本数には個人差があります。
464,400円
がん抗原
(1種類あたり)
患者さまのがん種により、適応の合ったがん抗原(WT-1ペプチベータ※1、NY-ESO-1ペプチベータ ※2、その他)を樹状細胞ワクチンの目印として使用します。
※殆どの患者さまで2~4種類のがん抗原を用いています。
108,000円
自己がん組織処理料 手術の際にお預かりした自己がん組織を処理し、樹状細胞ワクチン療法に使用します。 108,000円
ワクチン準備・投与料
(1回あたり)
注射にて樹状細胞ワクチンを投与します。 108,000円
NK細胞療法(1回当たり) 1回分の採血、培養、投与料です。 270,000円
活性化Tリンパ球療法(1回当たり) 1回分の採血、培養、投与料です。 194,400円

※治療相談時に初回の検査採血を行った場合、治療相談料は初診料に充当いたします。

3ヶ月を目安とした治療費総額の例

3か月間治療を継続した場合の治療費の総額例です。治療法や患者様の状態により異なります。
当クリニックでは患者様に適宜、最適な治療を受けていただきたいという思いから、柔軟な対応ができるよう、治療費のお支払いをはじめにまとめていただくことはありません。治療毎にお支払いいただいております。

例1:樹状細胞ワクチン療法を計6回投与した場合

投与の回数や、使用するがん抗原の種類は患者様により異なります。

初診料 アフェレーシス がん抗原3種 投与料+再診料 合計
10,800円 + 464,400円 + 108,000円×3種 + (108,000円+3,240円)
×6回
= 1,466,640円

※アフェレーシス時のお支払いとなります。※投与毎のお支払いとなります。

 

例2:NK細胞療法と活性化Tリンパ球療法を2週間ごとに3回ずつ合計6回行った場合

初診料 NK細胞療法+再診料 活性化Tリンパ球療法
+再診料
合計
10,800円 + (270,000+3,240円)
×3回
+(194,400円+3,240円)
×3回
= 1,423,440円

※毎回採血時のお支払いとなります。

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神戸ハーバーランド免疫療法
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